年末のご挨拶
今日は、海徳家菩提寺の浄土真宗本願寺派の寺院、神宮山専蔵坊へ
お墓参りに行きました。
お墓を掃除して、お花を供え線香をあげました。
お線香をお供えするのは、諸説ありますが、古代インドの仏教経典
には「香りは死者の食べ物で、生前善い行いをしてきた死者は良い
香りを食べられ、悪い行いをした死者は悪い匂いしか食べられない」
と書かれています。良い香りのお線香をお墓に供えることで「ここ
に眠る故人は良い方ですので極楽浄土へお導きください」と願いを
込める意味があるとされています。
また、お線香は仏前を清める道具として日本に伝わったと言われて
いて、お墓参りをする者の心身を清め、お線香の香りに乗せて故人
への思いを伝えるという意味もあるそうです。
親鸞さまの銅像です。
「浄土真宗」とは、「浄らかな世界(浄土)を求めて生きる」という
ことです。
親鸞さまは生涯をかけて「浄土」を求め、多くの人びとにそのことを
教えられました。
新しい年が皆様にとって幸多き一年となりますようにお祈り申し上げます。
2023/12/31