毘沙門踏切の拡幅
おはようございます。海徳ひろしです。
広島市議会第3回定例会の一般質問で「毘沙門踏切の拡幅」について
質問をしました。
JR可部線の緑井駅は、市内中心部への通勤・通学や緑井駅周辺
の買い物客などで、1日当たり約5,000人が利用しています。
この毘沙門踏切は、緑井駅を利用する方や駅近隣の商業施設での
買い物客などで、毎日多くの自動車や自転車、歩行者が通行しています。
◆朝の『毘沙門踏み切り』
朝夕の通勤時間帯は特に利用者が多く、具体的には、
安佐南区役所が、平成27年7月に調査したデータによると、
朝の6時30分から8時30分までの2時間で、車両が約400台、
歩行者が約600人、毘沙門踏切を通行します。
◆夕方の『毘沙門踏み切り』
夕方の5時から7時までの2時間で車両が約1,000台、歩行者が
約800人、毘沙門踏切を通行しています。
また、この路線はバス路線となっており、1日約90便のバスが
この毘沙門踏切を通行しています。
このように多くのバスや自動車が通行する路線ですが、毘沙門踏切の幅員は、
約6メートルと非常に狭く、踏切内には歩道がないため、多くの自動車やバス、
自転車に遠慮しながら、こわごわと歩行者がこの踏切を通行しているのが現状
です。特にお年寄りや小さなこども、そして体が不自由な方などは、非常に渡り
づらいと感じておられると思います。なお、まれにではありますが、歩行者が
線路内を歩行して横断しており、大変危険な状況です。
こうした状況の中、毘沙門踏切では 平成10年と平成21年に歩行者と自動車の接触
事故が発生しており、この状態が続けば、いつ新たな事故がおきてもおかしくあり
ません。早急に毘沙門踏切の安全かつ、円滑な通行を確保するための対策が必要で
あると考えます。
◆海徳から広島市・道路交通局へ『毘沙門踏切拡幅の要望』
「緑井駅に隣接する毘沙門踏切を早急に拡幅していただきたいと思いますが、
市のお考えをお聞かせください」
◆広島市・道路交通局長の答弁
「JR西日本との踏切拡幅の実施に向けた協議を進め、できるだけ早期に
毘沙門踏切の拡幅整備が完了するように取り組んでまいります」
広島市から前向きな良い答弁をいただきました。わたしたちのまちの安全・安心が
前進しました。これからも皆様のお役に立つように活動を進めてまいります。
2016/10/02