岩国市愛宕山の防災拠点
昨日紹介した岩国市防災学習館に続き、同じ建物内の消防庁舎について
ご紹介します。
岩国市中央消防署・レスキュー隊の方に案内をしていただきました。
消防庁舎は、通信指令機能をもつ消防本部や中央消防署、訓練施設など
で構成されています。
119番の通報から出動指令、出動車両の自動編成、現場支援までがIT化さ
れた高機能消防指令システムが採用されており、46インチ12面のモニター
で、出動状況のほかリアルタイムで市内各所の災害状況を把握しています。
このほか、宿直スペースなど、消防隊員の実像に迫る箇所も見学することが
出来ました。
この見学の途中、救急の入電があり、消防隊の方が緊急出動されていました。
入電中から着替え始め、1分程度で救急車により出動されており、とても迅速
かつ連携のとれた行動を間近で見ることが出来ました。
中央消防署ということもあり、救急車、はしご車、救助工作車など様々な車両
があります。
レスキュー隊の救助工作車です。
救助工作車内には多種多様な装備が備えられています。
水上の救助のため、ボートが積載されています。
平成28年3月完成の真新しい施設内には訓練塔もあり、地盤が堅固な高台
という災害に強く、岩国市街地のほぼ中心に位置し、防災拠点が備えられ
ていることに感心しました。
2022/05/21