八木学区復興まちづくりプラン
八木学区では、26年8月の豪雨災害からの復興を目指し、平成
30年8月に復興まちづくり協議会を設立、翌年2月に復興まちづ
くりプランを作成、市へ提出しました。プランでは、「いつま
でも住み続けられ、さらに次世代につながる安全・安心・快適
なまち」を目指すべき将来像に掲げ、住民が主体となってまち
づくりに取り組んでいます。
私は、八木学区復興まちづくり協議会の顧問として、市と地域
の連絡調整などに関わり、整備の推進に取り組んでまいりました。
本日は、プランに掲げた取組のうち、安佐南区地域整備課の案内
で、工事の進む安佐南1区86号線(別所団地と八木ヶ丘団地を結
ぶ市道)拡幅の現場を視察しました。
■八木学区復興まちづくりプランP24(抜粋)
昨年度に引き続いての第Ⅱ期工事として、別所団地側の約50m区
間の整備が進められています。現地では、既に谷側のブロック積
擁壁が完成し、ガードレール基礎が設置されています。
従前の道幅は約3メートルで自動車が離合することはできませんで
したが、拡幅後は、広いところで約5メートルが確保でき、離合が
可能となるとともに、救急車両の進入が容易となります。
また、従前は谷側の路面排水処理がなされていませんでしたが、路
肩に7㎝の水切工が設置され、適切に路面排水が導かれるよう工夫
されています。
谷側との往来の機能回復のため、階段が設置されてあります。
これらのコンクリート構造物が完成し、現在はアスファルト舗
装が進められており、来年早々の完成を予定しています。
このように、プランに掲げた取組の実現に向けて、市もしっかり
後押ししてくれており、少しずつ前進していることが確認できま
した。
これからも地域が一丸となって、故郷の復興まちづくりに向けて
一歩一歩着実に、取組を進めていきたいと思います。
2022/11/22