広島豪雨災害伝承館研修会
昨日は、広島市豪雨災害伝承館(広島市安佐南区八木三丁目24番23号)
で開催された「防災・減災のための研修会」に参加しました。
今回の研修会には、岩国東地区民生委員・児童委員の皆さんと広島豪雨災
害被災地の皆さんが参加されました。
テーマは「広島豪雨災害からの教訓」で、講師は広島豪雨災害伝承館・畠堀
副館長です。
この写真は、平成26年8月20日の広島豪雨土砂災害で被災した、畠堀副館
長のご自宅です。
沢から流れてきた大量の土砂や太い流木が自宅へ流れ込んできました。
国土交通省広島西部山系砂防事務所では、広島豪雨土砂災害からの復興を
目指して30渓流40基の砂防堰堤の整備を進めてきました。 令和2年8月に
安佐北区大林で工事を行ってきた下ノ谷川1号砂防堰堤を最後に、平成26年
12月に国・県・市で策定した「8.20土砂災害 砂防・治山に関する施設整備
計画」における99箇所全てが完成しました。
◆まとめ
●あのつらい思いを
子や孫たち、そしてすべての人々に
二度と経験してほしくない。
またもし災害が起きても犠牲者が一人も出てほしくない。
●次世代にいのちをつなぐために・・・
あの災害を語り継ぎたい
防災・減災の思いをつなぎたい・・・
研修会後は、施設内の見学です。
被災地の想いを受け止めた「広島市豪雨災害伝承館」は、市民の防災意識の
高揚、地域における防災活動の促進等、市民が自発的に防災まちづくりを推
進するための新たな拠点となりますので、ぜひ、お越しください。
2024/02/09