都市計画道路川の内線橋りょう橋げたの架設作業について

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令和6年度のスタートと同時にいよいよ都市計画道路川の内線の橋げた
の架設作業が始まりました。 広島市の進める本事業を応援している、
梅林・八木復興まちづくり協議会として、安佐南区役所地域整備課・
復興工務係から「都市計画道路川の内線橋りょう橋げたの架設作業に
ついて」について説明を受けました。

先ずはJR可部線より山側の2径間の橋げた架設です。
大分県の工場で製作された1本77tあるコンクリート製の橋げたは、7つ
に分割された状態で大型トラックにより現地に搬入されました。

◆大型トラックにより搬入される7分割された橋げた

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7分割された橋げたを現地で丁寧に接合し、橋げたの中にケーブルを挿入後、
強い力で引っ張り合わせて1本の橋げたに仕上げます。

◆分割された橋げたを接合する様子

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◆1本の橋げたが完成

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現場には、全国的にも珍しい550t吊りの巨大クレーン車が威風堂々と鎮座
し、これから行われる一大作業の開始を待ち侘びています。

◆550t吊りクレーン車
 

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橋げたにワイヤーケーブルが取り付けられ、クレーン車で吊り上げて架設さ
れます。住宅密集地での作業となるため、事故は許されません。クレーンの
オペレーターは、業界でも最高の技術者が選ばれています。
軽快で熟練のとびの方々と阿吽の連携を取り、寸分の狂いもなく、1径間に
橋げたが4本、2径間分の計8本の橋げたが1日1本のペースで2週間にわたり
架設されました。この間、大型車両の通行や安全な架設作業を行うために、
たくさんの交通誘導員の方々が警備に携わりました。

◆ワイヤーケーブルが取り付けられた橋げた

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◆クレーン車により吊り上げられる橋げた

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◆クレーン車による橋げた架設完了

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JR可部線より国道54号側についても、橋げた架設に向けた準備が行われて
います。

◆橋げた架設に向けた準備の様子(七軒屋橋付近)

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復興工務係からの説明を受けて、新プロジェクトXさながらのプロ集団の一連
の作業には、感動さえ覚えました。
都市計画道路川の内線の高架部は令和6年度末の完成に向けて、着実に進んで
います。橋げた架設の工事はまだ始まったばかりですが、これからも事故なく
安全に工事が進むことを心から願っています。

私たち被災地の住民としては、本事業へ全面的に協力し、事業の推進を見守っ
ていきます。

2024/05/07

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