第47回全国土地改良大会佐賀大会②
今日は、SAGAアリーナで開催された「第47回全国土地改良大会佐賀大会」
に参加しました。
◆全国土地改良大会
「農業・農村の重要性」と、それを支える「農業農村整備事業の役割」を
広く国民に伝え、国の礎である農業・農村の発展と次世代への継承を目的
に開催される全国大会です。全国の土地改良関係者が一堂に会し、日々の
取組や成果を共有します。
◆大会テーマ
『水を利して土を活かす
さがで語ろう郷里の未来』
●テーマの趣旨
作物を育て農を営む大切なことの一つが「水」を確保し供給することです。
先人は、ときに厳しい姿をみせる水を上手に利用するために水路やため池
をつくり、排水を駆使することで、広大な農地を築き上げてきました。国
の歴史は長い年月をかけて農業に適した土地をつくり、豊かな土壌で作物
を育んできた軌跡ともいえます。
この営み「土地改良の歴史」が佐賀県、ひいては日本の豊かな文化や人々
の絆をつむいでいくのです。
会場には、全国の土地改良区から約4,200人が参加しました。
◆開会挨拶
佐賀県土地改良区事業団体連合会会長 田島健一氏
◆ 基調講演
演題:「次世代へ、希望をつなぐ土地改良」
講師: 農林水産省農村振興局 次長 青山健治 氏
◆事例発表
白石地域の農業農村の将来に向けて
ー白石土地改良区の変遷ー
◆大会宣言
◆次期開催県紹介・大会旗引継ぎ
来年の第48回全国土地改良大会の開催県の奈良県へ大会旗が引き継がれま
した。
第48回全国土地改良大会奈良大会は、2026年11月17日に奈良コンベンション
センターで開催されます。
今回の佐賀大会を通じて、「水と土を活かす知恵と努力」を次世代へどう受け
継いでいくかを考える貴重な機会となりました。日本の農業の根底にある「地
域の力」と「人のつながり」の大切さを改めて実感し、この学びを今後の地域
土地改良事業に活かしていきたいと思います。
特に印象に残ったのは、講演の中で語られた「土地改良は地域の未来を築く営
みであり、そこに関わるすべての人が希望の担い手である。」この言葉を胸に、
地域の発展に少しでも貢献できるよう、今後も取り組んでいきたいと思います。
2025/10/15