毘沙門踏切の拡幅工事(悲願の完成!)

私は平成28年(2016年)より、JR可部線緑井駅に隣接する「毘沙門踏切の拡幅」
に取り組んでまいりました。
(※2025年12月4日のブログもぜひご覧ください)
毘沙門踏切は、緑井駅や周辺の商業施設への往来により歩行者が多い一方で、
幅員が狭く、車両の離合や歩行者の安全な通行に支障をきたしており、長年
にわたり地域の喫緊の課題となっていました。
そうした中、2026年1月6日午前0時より踏切拡幅工事がスタート。工事の進
捗にあわせて徐々に歩道の形が現れ、完成を心待ちにしておりました。
(※2026年1月6日、2月12日、3月18日のブログもご参照ください)
そして本日、3月21日午前3時20分、通行止めが解除され、念願であった歩道
が整備された踏切が供用開始となりました。
●供用前の洗浄作業の様子
●通行止め解除後、1台目の車両には「祝開通」の表示も見られました。
今回の踏切拡幅工事は、線路や信号設備と密接に関わる鉄道施設の工事であるた
め、安全確保の観点から広島市がJR西日本へ施工を委託して実施されました。
鉄道の安全確保と踏切内の事故防止のため、工事期間中は踏切を完全封鎖し、終
日全面通行止めとして施工。電車は通常どおり運行される中、終電後から始発前
までの限られた時間において、き電停止(架線への送電停止)を行い、安全を確
保しながら工事が進められました。
なお、昼間の通行確保を求める声もあったとのことですが、安佐南区役所地域整備
課によると、遮断機や警報機の移設を伴う工事であるため、鉄道および道路双方の
安全確保が困難であり、終日通行止めとせざるを得なかったとのことです。
◆踏切の安全対策
今回の拡幅にあわせ、踏切の安全対策も強化されています。
新たに設置されたオーバーハング型の踏切警報機は、道路上空に警報灯を配置する
ことで視認性が向上し、遠方からでも踏切の作動状況を確認しやすくなっています。
また、踏切内の縁石にはオレンジ色の蛍光塗料が施され、昼夜を問わず視認性が高
まり、車両通行帯と歩行空間の区分が明確になりました。
さらに、新設された歩道には踏切道内誘導表示が整備され、高齢者や障がいのある
方にも配慮したバリアフリー対策が講じられています。
工事着手から74日間。全面通行止めにより、車両・歩行者ともに迂回をお願いする
期間が続きましたが、地域の皆さまのご理解とご協力により、無事に完成の日を迎
えることができました。今回の踏切拡幅により、交通の円滑化はもとより、安全性
・利便性の向上といった整備効果を強く実感しています。
なお、当該路線については、今後、緑井小学校方面への歩道整備も計画されている
とのことです。引き続き事業が着実に進むよう、関係機関の皆さまと連携しながら、
安心・安全な地域づくりに微力ながら取り組んでまいります。
2026/03/21













