予算特別委員会・総括質疑
こんばんは。海徳ひろしです。
今日は、議事堂4階の全員協議会室で、予算特別委員会審査の総括
質疑が行われました。
私は、「生産緑地制度について」を質問しました。
◆海徳質問
広島市独自の事業である「農業継承円滑化支援事業」も有効だとは
思いますが、生産緑地制度を導入することで、さらなる都市農業の
振興が図られると思います。広島市は、いかがお考えでしょうか。
◆経済観光環境局答弁
「生産緑地制度」は、農地を生産緑地地区として都市計画に位置付
け、市街化区域内の農地を保全できるようにしようとするものであ
り、この制度の導入は、都市農業を振興する上で、有効であると考
えております。
◆海徳質問
今後、生産緑地制度の導入など広島市の都市農業振興にどう取り組
んでいくのか教えてください。
◆都市整備局答弁
本市の都市農業は、高度な栽培技術を生かした農業であり、コマツナ、
ホウレンソウ、広島菜などの新鮮で安全・安心な葉物野菜を市民へ安
定供給するなど、古くから広島市民の台所を支えています。また、生
産現場である農地は、市民が自然に触れることのできる憩いの場とな
るほか、防災機能等の重要な役割を担っています。
本市の都市農業の振興については、円滑な農業継承を進める「農業継
承円滑化支援事業」等のこれまでに取り組んできた事業を継続すると
ともに、「生産緑地制度」も活用しながら、市街地と農地、都市と農
業が共生したまちづくりを推進していけるよう、総合的に取り組んで
まいりたいと考えております。
◆海徳要望
都市計画に生産緑地地区を指定するための都市計画審議会での審議な
どの手続きが、たいへん重たいものであることも十分承知しておりま
す。こうした都市計画の手続きに必要な期間を考慮すると、来年度の
できるだけ早い時期に、農家の方々への制度説明や申出の受付が可能
となるよう、広島市、都市計画協力団体、JAが協力して、スピード
感をもってしっかりと取り組んでいただきたいと思います。
2020/03/18