川内戦没者戦災者追悼慰霊祭
おはようございます。海徳ひろしです。
昨日は、広島市立川内小学校で、「川内戦没者戦災者追悼慰霊祭」
が執り行われました。
新型コロナウイルス感染対策で、椅子の数を少なくして、十分間隔
をあけています。
川内小学校の児童が慰霊碑に献花をしました。
明円寺と浄行寺のご住職様にお経をあげていただき、参列者がお
焼香をあげました。
◆川内村国民義勇隊
8月6日、約500人の川内村国民義勇隊が中島地区に出動しました。
先発隊は、現場で作業に着手したときに被爆し、約200人が死亡し
ました。このうち、自宅まで帰りついて息をひきとった人はわずか
7人でした。
後続隊は、現場に向かう途中で被爆、無傷で帰って来た人もいまし
たが、後に原爆症に苦しむ人が少なくありませんでした。また、市
内中心部に家族を捜しに行った人たちも残留放射線に侵されました。
(出典/広島平和記念資料館資料)
◆川内小学校児童の折った折鶴
被爆者の平均年齢が80歳を超えている現状を踏まえると、未来に向け
て被爆者の思いや言葉を伝え、広めるには若い世代の力が必要です。
これからも「核兵器のなき世界」「平和な世界」を目指して活動をす
すめていきます。
2021/08/08