ラウンドアバウト
こんにちは。海徳ひろしです。
今日は、広島県内で初めて設置された、広島市安佐北区の「ラウンド
アバウト」を視察しました。
信号機の環状交差点「ラウンドアバウト」は、安全な都市交通を実現す
るための新しい交差点です。進入時に一時停止の必要がなく、合流と分
岐を繰り返すことでより安全に進行方向を変えられる特長があります。
14年施行の改正道路交通法で導入された環状交差点は、すべての車が円形
の道路を時計回りに進みます。交差点前の路面表示は「止まれ」ではなく
「ゆずれ」で、交差点を通行する車が優先されるため、進入時には必ず徐
行するルールになっています。
空から見た可部東地区の都市計画道路高陽可部線と可部大毛寺線を
結ぶラウンドアバウトです。
(私の7月22日ブログをご覧ください)
◆可部方面
◆高陽方面
◆寺山公園方面
可部東地区は2014年の広島豪雨土砂災害の被災地です。信号機がある
と災害時に倒れたり、停電時に渋滞の要因になったりして復旧の妨げ
になりますが、環状交差点はこうしたリスクがありません。
信号がなくても通れる「災害に強い交差点」が被災地にできました。
2021/08/04