広島駅に広電が乗り入れ
先日、2025年8月3日から広島電鉄が広島駅に乗り入れを開始したので、
その様子を見学してきました。
「駅前大橋ルート」は全長1.1キロで、広島市南区稲荷町から北上して
駅前大橋を通り、JR広島駅の2階に直結します。
ホームと電停が一体化したことで、雨の日でも濡れにくく、観光や通勤
・通学での移動もより快適になったと感じました。新しい電停は広々と
して明るく、これからの広島の玄関口にふさわしい雰囲気です。
また、路面電車とJRとの乗り換えが便利になるほか、広島駅から市中心
部の紙屋町・八丁堀地区までの時間が、これまでより平均で4分短縮され
ます。
●カープ電車
広島電鉄では、広島東洋カープを応援するために「カープ電車」と呼ばれ
るラッピング電車を運行しています。真っ赤な車体にカープ坊ややスラィ
リーが描かれ、市内を走る姿はまさに“走る応援歌”のようです。
今回の広島駅乗り入れで、県外から訪れる方にとっても、電車からすぐに新
幹線や在来線へ乗り継げるなど利便性が大きく向上しました。これにより街
の回遊性も高まり、より多くの人が広島を楽しんでくださるのではないでし
ょうか。広島駅がさらに使いやすくなったことを、地元の一人としてとても
嬉しく思います。
2025/09/24