強靭ワイヤーネットの設置工
こんばんは。海徳ひろしです。
広島土砂災害の応急復興が進んでいます。
更地になった緑井7丁目です。
緑井7丁目の工事現場です。
この工事は、強靭ワイヤーネットの設置工です。
土石流の流れたあとです。
大型土のう(1トンバッグ)が積み上げてあります。
この沢筋の上流に強靭ワイヤーネットが設置されます。
工事用の資材をモノレールで運搬します。
この写真がレールです。
このレールの上を牽引車で荷物台車を運びます。
応急復旧作業後は、砂防堰堤工に取り掛かります。
砂防堰堤とは
たくさんの山の土や砂が水とまじって流れ出す土石流を、防ぐための施設です。
砂防堰堤は、川の上流につくられ、下流にすむ人々を守ります。
水をためるダムとちがい、川の土や砂を貯めています。土砂を貯めることで、
両岸の山すそを固定し、山腹の崩れを押さえることもできます。
他にも、川底の勾配をゆるやかにすることで、川底が削られていくのを防ぎ、
土石流のスピードをゆるめて、破壊力を弱める働きもします。
洪水のとき、砂防堰堤に貯まった土砂は、平常時に水の流れによって、
徐々に下流に流されていき、次の洪水に備えます。国交省資料より
2014/10/27