平成最後の原爆の日

2018年8月6日

今日は、被爆73年、平成最後の「原爆の日」です。

朝7時の原爆ドームです。

原爆ドーム 8月6日

「原爆の子の像」には日本国内をはじめ世界各国から
折り鶴が捧げられ、その数は年間約1千万羽です。

折り鶴の塔

中区、平和記念公園で広島市原爆死没者慰霊式・平和
祈念式が営まれました。
開式前に多くの参列者が来られています。

平和公園②

私は、川内温井義勇隊慰霊式(中区中島町)に参列しました。
浄行寺、誓願寺ご住職の読経です。

住職

「川内村国民義勇隊」

8月6日、約500人の川内村国民義勇隊が中島地区に出動し
ました。先発隊は、現場で作業に着手したときに被爆し、
約200人が死亡しました。このうち、自宅まで帰りついて
息をひきとった人はわずか7人でした。
後続隊は、現場に向かう途中で被爆、無傷で帰って来た人
もいましたが、後に原爆症に苦しむ人が少なくありません
でした。また、市内中心部に家族を捜しに行った人たちも
残留放射線に侵されました。中島町の建立された「義勇隊
の碑」には、180名の死没者の名前が刻まれています。
(出典/広島平和記念資料館資料)

私は、慰霊碑に献花させていただきました。

海徳献花

参列者がお焼香をあげました。

焼香

平和記念公園の原爆慰霊碑と広島市長の献花です。

平和公園①

松井市長

松井一實市長は平和宣言で、核兵器禁止条約制定に
貢献した非政府組織「核兵器廃絶国際キャンペーン」
(ICAN)が昨年12月、ノーベル平和賞を受賞したこ
とに触れて、「被爆者の思いが世界に広まりつつある」
と評価されました。

被爆者の平均年齢が80歳を超えている現状を踏まえると、
未来に向けて被爆者の思いや言葉を伝え、広めるには若
い世代の力が必要です。
これからも「核兵器のなき世界」「平和な世界」を目指
して活動をすすめていきます。

2018/08/06

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