予算特別委員会・消防上下水関係

山田議員アイキャッチ

こんばんは。海徳ひろしです。
今日は、予算特別委員会に付託された消防上下水関係の議案審査
でした。

予特3月1日

我が会派の山田春男議員が、「急傾斜地崩壊防止対策について」
を質問しました。

◆山田議員質問

「急傾斜整備復旧資金融資事業」が新年度予算案に1,818万2千円
計上されていますが、これまでの融資制度の内容はどのようなも
のか教えてください。

◆下水道局砂防事業推進課答弁
     
急傾斜地整備復旧資金融資については、急傾斜地の災害防止や復旧
を促進するため、当該急傾斜地の所有者等の個人が実施する災害防
止及び復旧工事の費用に対する無利子の融資制度で、平成24年度か
ら運用開始しています。
具体的には、この融資制度の取扱金融機関が工事費の90%、500万円
を限度として融資を行い、その利息(31年度適用年利:0.66%)に
ついては、本市が金融機関に対して全額を負担するものです。そして、
申請者においては、最長15年以内で融資額を償還していただくという
制度です。
融資の対象要件としては、傾斜度が30度以上、がけ地の高さが5m以上
の自然がけに対する、排水施設の設置工事や、のり面保護工事などの
防災工事を対象としていました。

予特3月

◆山田議員質問

新年度予算案における改善点は何か教えてください。

◆下水道局砂防事業推進課答弁

平成24年度にこの融資制度を開始しましたが、これまでの融資件数
は3件と少なく、十分に利用されているとは言い難い状況でした。
このため、これまで本市に相談があって、融資に至らなかった事例
を改めて整理したところ、がけ地の高さが5mに満たないものや人工
がけに関する相談が多くありました。
この結果を基に、新年度からは個人が積極的に防災工事を実施出来る
よう、これまでの要件であった、がけ地の高さ5m以上から2m以上へ
と緩和するとともに、さらに、がけ地の種別についても、自然がけの
みから人工がけを含めた全てのがけに対象を拡大するなど、この融資
制度を利用し易くなるよう制度の改善を図ることとしたものです。

がけ対策

広島市では、融資制度の概要を記載したリーフレットを河川防災課及び
各区役所に配置するとともに、市民からの相談内容が、公共が実施する
急傾斜地崩壊対策事業の対象外であった場合には、この融資制度を丁寧
にご説明して、個人で実施される急傾斜地崩壊対策工事の後押しをして
いきます。

2019/03/01

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