生産緑地制度を導入
おはようございます。海徳ひろしです。
広島市では、今年度から生産緑地制度を導入することになりました。
◆2020年3月18日 予算特別委員会審査総括質疑
「生産緑地制度について」
●海徳質問
今後、生産緑地制度の導入など広島市の都市農業振興にどう取り
組んでいくのか教えてください。
◆都市整備局答弁
本市の都市農業は、高度な栽培技術を生かした農業であり、コマツナ、
ホウレンソウ、広島菜などの新鮮で安全・安心な葉物野菜を市民へ安
定供給するなど、古くから広島市民の台所を支えています。また、生
産現場である農地は、市民が自然に触れることのできる憩いの場とな
るほか、防災機能等の重要な役割を担っています。
本市の都市農業の振興については、円滑な農業継承を進める「農業継
承円滑化支援事業」等のこれまでに取り組んできた事業を継続すると
ともに、「生産緑地制度」も活用しながら、市街地と農地、都市と農
業が共生したまちづくりを推進していけるよう、総合的に取り組んで
まいりたいと考えております。
●海徳要望
都市計画に生産緑地地区を指定するための都市計画審議会での審議な
どの手続きが、たいへん重たいものであることも十分承知しておりま
す。こうした都市計画の手続きに必要な期間を考慮すると、来年度の
できるだけ早い時期に、農家の方々への制度説明や申出の受付が可能
となるよう、広島市、都市計画協力団体、JAが協力して、スピード
感をもってしっかりと取り組んでいただきたいと思います。
◆2020年4月1日 「市民と市政」
『市街地の農地を守るため、生産緑地制度を導入します』
広島市の都市部の農地は、都市化の進展や高齢化による担い手不足
などから、その減少が課題となっています。市は、市街地の農地を
守り、緑のある良好な都市環境をつくることを目的とした同制度を
今年度から導入します。
問い合わせ先
指定要件・制度説明会については農政課(tel o82-504-2259)
生産緑地地区の指定・都市計画については都市計画課(082‐
504‐2268)
広島市では、R2年度から生産緑地制度が導入されることになりました。
今後は、広島市とJAが協力・連携しながら、4月以降の農家に対する
説明会、生産緑地地区指定希望農家の受付、都市計画提案等を含む都
市計画手続きを進め、令和2年内の生産緑地地区の指定を目指すことに
なります。
これからも広島の都市農業を守っていきます。
2020/04/02