299渓流砂防堰堤(鳥越川1号堰堤)
鳥越川1号堰堤(299渓流砂防堰堤)について、今朝のブログの続きです。
◆5月26日 鳥越川1号堰堤(299渓流砂防堰堤)
阿武山ハイキングコースの調査の時には、ほぼ堆積物はありません
でした。
(私の5月27日のブログをご覧ください)
◆8月15日 鳥越川1号堰堤(299渓流砂防堰堤)
しっかりと巨大な砂防堰堤が阿武山からの泥水などを受け止め、地域
の安全が守られました。
◆8月19日 鳥越川1号堰堤(299渓流砂防堰堤)
今朝6時に、安佐南区役所・復興工務係が、鳥越川1号堰堤周辺の現場確認
に行った際、堰堤の水抜き穴の詰まりが1本抜けて、水が排出されていま
した。
●6時
水が排出されたことで、背面の水位が若干下がりました。
●7時45分
1時間が経過して、さらに背面の水位が下がりました。
国土交通省等の関係機関に情報提供済です。
●15時45分
私も鳥越川1号堰堤の現状確認に行きましたが、堰堤の水抜き穴の詰まり
が2本とも抜けて、水が排出されました。
国土交通省西部山系砂防事務所・大山所長から、堰堤の対策について説明
を受けました。
国土交通省が、ポンプアップで排水している効果もあり、背面の水位が、
今朝と比較して約2メートル程度下がっています。
緑井8丁目には、巨大な砂防堰堤が整備され、地域には一定の安全・安心
がもたされました。しかしながら、近年頻発する災害では、自然の猛威に
はインフラ整備が絶対ではないという教訓を与えてくれています。
これまでの災害を教訓に「自分の命は、自分で守る」を合言葉に、
早め早めの避難を心がけてください。
2021/08/19