広島市平和記念公園レストハウス内覧会
おはようございます。海徳ひろしです。
昨日は、広島市平和記念公園レストハウス内覧会が開催されました。
元安橋西詰にある鉄筋コンクリート造りのレストハウスは1929年、
呉服店として建設されました。原爆投下後も残存し、現在も利用
されている建物としては最も爆心地から近い建築物です。
レストハウスは、2018年1月に休館し、2019年1月から改修工事が
始まりました。
「2019年6月4日、改修工事中のレストハウス」
1階は観光案内所と売店、2階は休憩所、3階は米国の原爆投下で
壊滅した旧中島地区を伝える展示室です。
●1階
観光案内及び特産品等販売、事務室
●2階
休息・喫茶ホール1(64席)
休息・喫茶ホール2(32席)
●3階
展示室(資料展示:旧中島地区)
多目的室(一般貸出)
●地下室
被爆時に近い状態で残る地下室では、その場で被爆し奇跡的に
助かった野村英三さん(82年死去)に関する展示をする。
広島市平和記念公園レストハウスは、観光案内所や展示施設として、
当初の呉服店に近いきれいな印象に仕上げられています。被爆建物
の価値を保ちつつ、多くの人の憩いの場ができました。
レストハウスは、今日から再オープンしますので、観光客だけでなく、
市民の皆さまにもぜひ訪れていただきたいと思います。
2020/07/01