八木学区復興記念モニュメント
おはようございます。海徳ひろしです。
「八木学区復興記念モニュメント完成式典・除幕式」が、広島市立
城山北中学校で開催されました。
■8月26日
彫刻家の岡本先生の監督の下、「八木学区復興記念モニュメント」
が城山北中学校へ至る市道の傍らに設置されました。
写真の麦わら帽子が岡本敦生先生です。岡本先生は、1951年、八木
でご生誕されました。石の彫刻を制作し、野外展などで発表している
現代彫刻家です。
碑の設置を手伝われた、八木学区復興まちづくり協議会の皆さんです。
■8月29日
「八木学区復興記念モニュメント完成式典 除幕式」
八木学区復興まちづくり協議会・中川久男会長の挨拶です。
私は、八木学区復興まちづくり協議会顧問として、ご挨拶をさせて
いただきました。
彫刻家・岡本敦生先生からご挨拶をいただきました。
来賓を代表して、安佐南区役所・杉山朗区長からご挨拶をいただきました。
除幕式です。
曳綱を引き、除幕されました。
「息を彫る 20191」
新たに根付く命の象徴として、地から空へ伸びようとする命の形を
作りました。無機物であるはずの石、その芯に大地から繋がる空洞
を通すことにより、新たな命の息吹を育むのです。
岡本敦生(八木出身 彫刻家)
八木学区は、平成26年8月20日広島豪雨災害により甚大な被害を
受けました。災害からの復興を目指す八木学区では、平成30年8月
「八木学区復興まちづくり協議会」を設立し、翌年2月に、住民が
主体となって、目指すべき将来像をその実現に向けた取組をまとめ
た「八木学区復興まちづくりプラン」を策定しました。このプラン
の策定を記念し、新たに指定避難所となった城山北中学校に碑を建
立するとともに、災害に強く、安全で安心して暮らすことのできる
まちの実現を目指します。
令和2年8月29日
八木学区復興まちづくり協議会
会長 中川久男
先週、被災から6年を迎えましたが、この作品を通じて、豪雨災害の
記憶・教訓を風化させることなく広く発信し、次世代につなげていく
とともに、「同じ犠牲を二度と繰り返さない。」という強い思いが伝
わってまいります。
これを機に、地域住民が伝承の意義を共有し、災害に関心と理解を持
ち続け、プランにも掲載した避難訓練や防災イベントを実施するなど、
防災意識を高めていくためのあらゆる啓発活動を継続し、地域防災力の
向上に努めてまいります。
私も、被災地の住民として、また八木学区復興まちづくり協議会顧問
として、八木学区の復興に向け、全力で取り組んでまいります。
2020/08/31