阪神・淡路大震災から30年を迎えて
1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災から30年の歳月が経ちま
した。この節目にあたり、犠牲となられた多くの方々に深く哀悼の意
を表します。
神戸市中央区の東遊園地で行われた追悼式典「1・17のつどい」では、
灯籠を並べて作った「よりそう1・17」の文字を浮かび上がらせ、発
生時刻の午前5時46分には参加者が黙とうし、追悼の祈りをささげま
した。
震災からの復興の歩みは、被災地の方々の強い意志と努力により実現
されたものであり、支え合う地域の力を改めて実感させるものでした。
同時に、震災の教訓を次世代に伝え、防災・減災に取り組む重要性を
私たちに教えています。
過去の教訓を忘れることなく、一人ひとりが防災意識を高めるとともに、
地域社会が一丸となって安全で安心な暮らしを築いていくことが大切で
す。この日に際し、共に支え合う心を未来へつなぐことを誓い、新たな
一歩を踏み出していきたいと思います。
2025/01/17