八木用水の管理について意見交換

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祇園町外二ケ町土地改良区と安佐南区役所が、地域を流れる「八木用水」
の管理について意見交換を行いました。

八木②

◆八木用水
広島市安佐南区を流れる「八木用水」は、地域の農業や生活に欠かせな
い水路です。 その歴史は古く、明和5年(1768年) に祇園村の大工・
桑原卯之助によって築かれました。
取水は太田川から行われ、現在は「鳴(なる)の取水口」から水を引い
ています。用水路の全長は約16km におよび、八木や緑井、中須、古市、
西原、長束など、広い範囲の田畑を潤してきました。大正時代の洪水や、
太田川の水位変化などにより取水方法はたびたび見直されてきましたが、
地域の努力によって維持され、今も大切に守られています。
長い歴史を持つ八木用水は、灌漑用水としてだけでなく、地域の暮らし
と景観を支える「生活の水路」として今も活躍しています。

・鳴取水口

取水口

ポンプアップ

・八木用水樋(緑井8丁目10番地付近)

樋門

八木用水は、地域の農業や生活環境を支える大切な水路です。今回の話し合い
では、維持管理の方法や今後の課題について情報を共有し、安心して利用でき
る環境づくりを進めていくための意見が交わされました。

八木①

今後も土地改良区による適切な管理と行政の支援によって、八木用水が地域に
とって大切な資源であり続けることが期待されます。

2025/09/19

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祇園町外二ケ町土地改良区と安佐南区役所が、地域を流れる「八木用水」 の管理について意見交換を行いました。 ・・・

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