海外視察3日目
おはようございます。海徳ひろしです。
昨日も引き続き、マレーシア・クアラルンプールの視察でした。
近年は高速道路や市内鉄道、モノレールなどのインフラ開発が進み、
豊かな緑の中に高層ビルが立ち並ぶ東南アジア有数の近代都市になりました。
マレーシアで一番高い、86階建てのツインビルです。
◆日本貿易振興機構(JETRO)クアラルンプール事務所
関根成子所長と意見交換をしました。
ジェトロは貿易・投資促進と開発途上国研究を通じ、日本の経済・社会
の更なる発展に貢献することを目指しています。
70カ所を超える海外事務所ならびに本部(東京)、大阪本部、アジア経済
研究所および国内事務所をあわせ約40の国内拠点から成る国内外ネットワーク
をフルに活用し、対日投資の促進、農林水産物・食品の輸出や中堅・中小企業等
の海外展開支援に機動的かつ効率的に取り組むとともに、調査や研究を通じ我が
国企業活動や通商政策に貢献します。 (ジェトロ資料より)
1957年のマレーシアの独立以降の政治・歴史・経済・産業の変遷を
伺ったうえで広島市とマレーシアでどのように観光や産業面の誘致が
可能かなどを意見交換を行いました。
◆国連大学グローバルヘルス研究所(UNU-IIGH)視察
オビー氏をはじめとする国連大学のスタッフと意見交換をしました。
国連大学グローバルヘルス研究所は人間の健康という主要な問題に
関連する研究を行い、能力を育成し、知識の普及を はかっています。
とくに開発途上国の人々のための、医療サービス政策枠組の作成と
管理行動の強化を支援し、人間の健康に健康促進・病気予防的な
アプローチ を実施できるよう手助けしています。
UNU-IIGHの活動は、以下の分野に重点を置いて行われます。
•保健システムにおけるケアの利用可能性、効率性、および質
•新興疾病および再興疾病
•慢性非伝染性疾患と制圧政策
•保健分野における情報技術
•気候変動と健康
(国連大学グローバルヘルス研究所資料より)
UNU-IIGHは日本で唯一国連の機関で本部機能を日本が持っており、
今後広島に国連機関をはじめとした機関を誘致するにあたって
どのような要素が必要か、また課題は何かなのか等を伺いました。
国連大学のみなさんと広島市議会視察団です。
◆マリモランド・マレーシア
本日最後の視察は株式会社マリモ(本社:広島市西区)が
マレーシアにマンション開発のために作られた現地法人である
マリモランド・マレーシア(MLM)の事務所と分譲マンションの工事
現場に伺いました。
マリモランド・マレーシアが開発中の分譲マンションの工事現場です。
MLMは4年前からマレーシアで活動されており、
既に開発用地を取得し現在は販売を進めているそうです。
日本と異なり1つの開発で数百戸という戸数が普通であり、
「O’hako」というMLMの物件も718戸と非常に沢山の戸数だそうです。
分譲タワーマンションの模型です。
こちらでは、一昨日から同行してくれたMLMの井上氏から、
マレーシア政府や自治体が民間と連携して開発をおこなう際の手法や、
マレーシアと日本でのマンション開発の相違点等を伺いました。
広島の企業でも海外に出ている企業は沢山ありますので、
頑張って貰いたいと感じました。
クアラルンプールはマレーシアの首都らしく、多彩な文化が混ざり合った
賑やかな雰囲気がありました。
今日は、これからブルネイ・ダルサラーム国へ移動です。
2016/05/12