海外視察9日目
おはようございます。海徳ひろしです。
昨日は、海外視察9日目でした。
◆日本政府環境局(JNTO)
最初に日本政府環境局(JNTO)を訪問しました。
日本政府観光局とは、主要な市場に海外事務所等を設置し、外国人旅行者の誘致活動
を行う政府機関のことで、世界の主要な国々が政府観光局を有して、熾烈な外客
誘致競争を展開しています。日本政府観光局(JNTO:Japan National Tourism
Organization、正式名称:独立行政法人 国際観光振興機構)は、東京オリン
ピックが開催された1964 年、我が国の政府観光局として産声をあげ、50年間に
わたって訪日外国人旅行者の誘致に取り組んできた日本の公的な専門機関です。
JNTO は、世界14 都市に海外事務所を持ち、日本へのインバウンド・ツーリズム
(外国人の訪日旅行)のプロモーションやマーケティングを行っています。
ASEANから広島へは、45,000人の観光客が訪れています。
特にインドでは、東京+大阪のゴールデンルートに広島を加える観光客が多くなっています。
インドでは、歴史教育に力を入れているので「原爆ドーム」を見たいそうです。
訪日外客数は、2013年にアベノミクスと訪日ビザ免除などの効果で、初めて1,000万人の
大台を超えました。2015年には、過去最高の1,900万人を突破しています。
東京、大阪では、ホテルの稼働率が90%と高く、ホテル不足が深刻な問題となっています。
2020年の訪日外客数の目標は、4,000万人です。2020年の東京オリンピックに向けて、広島へ
の訪日外客数をいかに増やすかを検討しなければなりません。
◆在シンガポール日本大使館
昨日は、シンガポールへ進出している広島の企業の方も招待されていました。
在シンガポール日本国大使館のみなさん、広島の企業のみなさん、そして広島市議会視察団
で意見交換をしました。
大使公邸の応接室です。
篠田研次特命全権大使との意見交換です。
参加された広島の企業は、広島銀行、中国電力、JMS、神原汽船、八天堂の
みなさんです。
広島の企業が海外で頑張っている話を聞くと嬉しくなります。
これからも一層の発展を期待します。
篠田研次特命全権大使をはじめとするシンガポール大使館のみなさんには、今後も
日本とシンガポールの橋渡しをしていただくことを期待いたします。
◆サンテック・シンガポール国際会議展示場
展示場入口の液晶パネルに、私の名前入りで歓迎していただきました。
サンテック・シンガポール国際会議展示場は、「サンテック・シンガポール」として知られる、
シンガポールのマリーナ地区にあるコンベンションセンターです。マリーナ地区再開発計画の一環
として、サンテック・シティーモールに隣接する形で、1995年8月30日に開業しました。
3階のフロアーには、会議室が36部屋あります。
この部屋で椅子が600脚入ります。
広島市は、国際文化平和都市です。
その広島には大型のコンベンションセンターが必要です。
これでシンガポールの視察は終わりましたが、大変に有意義なものでした。
これからの議員活動に生かしていきたいと思います。
このブログを書いている今は、午前2時です。
午前3時にシンガポール・チャンギ国際空港へ向かいます。
長かった海外視察も今日で終わりとなりました。
2016/05/18