まちづくり講演会
おはようございます。海徳ひろしです。
昨日は、「まちづくり講演会」が佐東公民館大ホールで開催されました。
主催は、NPO法人佐東地区まちづくり協議会です。
私は、主催者を代表して、開会のご挨拶をさせていただきました。
「今日の講演会の演題は、『もし、自分や家族が “がん”になった時』です。
講師の清水浩司先生ご自身が奥様をがんで亡くされて、つらい思いをされています。
全国健康保険協会によると、日本人の二人に一人が、がんにかかっているそうです。
わたしたちいとっては、身近な病気といえるがんです。
今日は、清水先生のお話で、がんについて考え、また心構えをしたいと思います」
司会の鈴木理事から清水先生の紹介です。
2011年に川崎フーフ名義で発表した闘病ドキュメント「がんフーフ日記」
が、「夫婦フーフー日記として映画化されました。現在は、RCCラジオ
「おひるーな」火曜日コメンテーター、雑誌「音楽と人」「広島アスリー
トマガジン」で連載されています。
清水先生は、09年3月に入籍されて川崎に新居を構えられました。そして1か月後
の4月に妊娠が発覚しました。同年9月、奥さんの腸に悪性の腫瘍があると告げられ
ながら、帝王切開で男を出産されました。その後、奥さんの病状は徐々に悪化し、
抗がん剤治療などの副作用に苦しみ、実家の福島県いわき市に戻られました。
実家の家族、友人たちの交流など幸せな出来事もありましたが、10年7月に38年
の生を閉じられました。
10か月の夫婦や家族の想いを聞き、生きることの価値を考えさせられました。
清水先生、ありがとうございました。
2017/03/19