八木用水の歴史を訪ねて
おはようございます。海徳ひろしです。
昨日は、「八木用水の歴史を訪ねて」を開催しました。
主催は、祇園町外二ケ町土地改良区です。
朝、9時にJR可部線上八木駅に集合しました。
八木用水について説明します。
八木用水は、一級河川太田川から取水し、都市化・混在化が
進む広島の市街地の中を流れる、延長16㎞の農業用水です。
築造されたのは、江戸時代で240年の歴史を持ち、当時、この
地域は水不足に悩まされ、地元の大工「桑原卯之助」が文字通
り命をかけて八木用水の計画・工事を執り行いました。
八木用水が完成したことにより、水不足が解消され、農民の
生活がずっと楽になりました。(農林水産省・中調だより)
全員そろって出発です。
八木用水に沿って歩きます。
八木8丁目の上細野自治会からのご要望で改修した階段を下ります。
(私の7月11日ブログをご覧ください)
最初の訪問先は、中国電力(株)太田川発電所です。
参加者全員で記念写真を撮りました。
細野神社のそばにある「定用水碑」です。
向かって左側が「定用水碑」で、卯之助の子己之助が父の功績を伝える
ため、文化14(1817)年に建立されました。
太田川河川敷を歩いて迫細樋門へ向かいます。
迫細樋門では、八木用水の水量を調整します。
樋門は、河川や用水路でよく見かける施設で、
用水の取水や内水の排除を目的としています。
実際に樋門を開けて水量を調整しました。
八木用水は、農業用水以外にも野菜の洗浄や洗濯などに利用され、
住民の生活になくてはならないものでした。
これからも私は、祇園町外二ケ町土地改良区理事として、安佐南区の
農家の皆様のお役に立つように努めます。
2017/11/26