恵下埋立地
おはようございます。海徳ひろしです。
昨日は、広島市環境局建設部の案内で、恵下埋立地(仮称)の
建設現場を視察しました。
工事現場内では、アメリカ・キャタピラー社の25トン積載できる、
アーティキュレートダンプトラックが作業をしていました。
平成28年8月に恵下埋立地(仮称)の建設現場内から発見された、
管理型産業廃棄物最終処分場に埋立できる判定基準(以下「埋立
判定基準」という)を超えたダイオキシン類を含む廃タイヤの燃
え殻の処理状況について、昨年4月と今年2月に確認していますが、
先月、燃え殻の撤去が完了したということで、再度、現場の状況
を確認しました。現地は、燃え殻が全て撤去され、地肌が確認で
きます。
埋立判定基準を超えるダイオキシン類が含まれている燃え殻は、大き
な掘削用テントを設置して掘削・袋詰め作業を行い、今年の5月中旬
には全ての撤去が完了しています。
◆平成29年4月18日の現地
◆平成30年2月7日視察時の現地
基準以下の燃え殻は、6月末頃から掘削撤去を開始しましたが、8月4日
には、現場からの燃え殻の撤去作業が全て完了しています。また、燃え
殻を確認した後の平成28年11月以降、燃え殻周辺の地下水や直近河川で
ある恵下谷川の水質の調査を定期的に実施していますが、これまでにダ
イオキシン類や鉛が環境基準を超えるようなことはなく、周辺環境の安
全性を確認しています。
なお、燃え殻が存在した区域については、現在、鉛の土壌汚染状況調査
を実施しているところであり、また鉛の土壌汚染が確認された区画につ
いては、現在、汚染土壌の除去作業を行っているところです。
◆鉛の土壌汚染が確認された区画
今後も、周辺環境のへの影響を確認しながら、安全に作業を進めて
いただき、恵下埋立地の早期完成を願っています。
2018/09/08