国際連合大学
おはようございます。海徳ひろしです。
昨日は、国際連合大学(渋谷区神宮前5‐53‐70)を視察しました。
サビーネ・ベッカーティエリー学長室主席補佐官からご挨拶を
いただきました。
国際連合大学は、東京都渋谷区に本部を置く、国際連合の自治
機関です。国連およびその加盟国が関心を寄せる、緊急性の高
い地球規模課題の解決に取り組むため、共同研究、教育、情報
の普及、政策提言を通じて寄与することを使命としています。
広報部の伊藤さんと国連大学サステイナビリティ高等研究所の
荒木さんから国連大学について説明を受けました。
国連大学は、国連システムおよび国連加盟国のシンクタンクと
しての機能を持っています。
2015年に国連サミットで採択された持続可能な開発目標(SDGs)
には、17の目標と169のターゲットがあります。SDGsは、飢餓や
貧困の撲滅から平等で平和な社会の構築まで、相互に関連するグ
ローバルな問題を解決するために世界の行動を一つにする枠組み
です。2030年までに目標を達成し世界中の人々の暮らしを向上さ
せるために、政府、企業、市民社会、そして国連システムが一体
となって取り組んでいます。
国連大学の研究分野は幅広く、SDGsのすべての範囲を網羅してい
ます。様々な目標が重なり合い、互いに影響し合う場面でこそ、
国連大学の研究が最も力を発揮します。
人道支援の分野の方針で“As local as possible, as international
as necessary”(可能な限りローカルで、必要に応じてグローバルに)と
いう言葉がありますが、SDGsもまさにそうで、地域のことを第一に考え、
必要に応じてSDGsの視点で、広く見渡すと良いと思います。
2019/08/28