安佐南区地域整備課復興工務係の案内で、都市計画道路長束八木線工事
の進捗状況を視察しました。
光廣神社を囲む「鎮守の森」を再現するため、ボックスカルバート形式
で道路を整備し、その上部には先般盛土が完了しています。

盛土材として、元来そこにあった土を再び盛土として使用する細心の配慮
がなされています。

ボックスカルバート上部に上がると、長束八木線の道路形態がよく分かり
ます。
　
●緑井方面

●八木・別所方面

盛土法面には、雨水による浸食防止に植生ネットが張られており、春には
芽吹きます。

光廣神社の参道から本殿を経て阿武山山頂の貴船神社に向けては、「神の道」
でつながっています。

「神の道」が、工事によって途切れることのないよう、御幣紙を垂らせて道標
を示しています。
　

来年度は、上部に植栽が施される予定ですが、市には、地域に沿った植栽計画
をお願いしました。
うっそうとした畏怖の念を抱かせる森の再現までは、長い月日がかかるかもし
れませんが、地元住民が長年親しんだ威厳ある「鎮守の森」が形成されること
を心から願っています。

2021/12/18