公益財団法人・広島市農林水産振興センター（広島市安佐北区深川八丁目
30番12号）を視察しました。

◆農林水産振興センター設立目的

広島市における農林水産業等の振興を図るとともに、農山漁村地域の持つ
公益的機能を活用した事業を推進し、 もって活力ある農山漁村地域の確立
と健康で豊かな市民生活の向上に寄与することを目的とする。

◆広島市農業振興センター

●農業研修生募集

農業をやってみたいと思っても、「何をつくればよいのか」「栽培技術は
どうやって習得するのか」「どのように販売していけばいいのか」など、
たくさんの課題があります。
広島市農業振興センターでは、未経験者でも、専門の職員から丁寧に栽培
を基礎から教えてもらえます。

次の2つのコースがあります。

●生産販売農家育成コース
直売所向け多品目野菜の栽培、出荷・販売技術と経営に関する知識の
習得を目指す方

●栽培技術基礎コース
直売所向け多品目野菜の栽培、出荷・販売技術の習得を目指す方

●募集期間
令和4年12月1日（木）から令和5年2月28日（火）
ただし、募集人数に達し次第、終了します。　

※研修中の農業研修生さん

育苗温室では、ピーマンの育苗が育てられています。
ピーマンは夏の暑さに強く、病虫害も少なくて秋まで収穫でき、栽培し
やすい野菜です。低温に弱いので、晩霜の危険がなくなり、地温が十分
に上がってから定植します。土質は選びませんが、土が乾くと着花数が
少なくなり、落花や尻腐れ果の発生が多くなります。

ハウスでは、農業研修生の皆さんが育てた小松菜を収穫できるようにな
りました。広島市中央卸売市場へ出荷されます。

路地物（露天の畑）の玉ねぎも育ち、もうすぐ収穫できます。

研修に使用する耕運機です。

若者の一次産業への関心が高くなっています。就農したい人をはじめ、1次
産業を通して地域へ貢献したいという人など、農業は今後に大きな可能性を
持つからこそ、その可能性を実現したいと、未来を描く若者が増えてきまし
た。農業に魅力を感じて就農したいという若者は、今後もっと増えてくると
思います。

2023/02/16