安川緑道の安全対策
安佐南区にお住まいの方から、安川緑道の安全対策について、ご相談を
受けました。
◆安川緑道
安川緑道は、安川の付け替えによって廃川となった旧安川の廃川敷を利
用した緑道です。中須から長束に至る廃川敷のうち、武田山橋までの約
3.1キロメートルの区間が緑道として整備されています。途中には広場も
設けられ、遊具やトイレなども設置されています。
(広島市HPより)
安川緑道には、高さ30センチ程度の擬石ボラード(天然石のように仕上
げた人造石の車止め)が設置されています。
◆ご相談
ご相談をいただいた方は、このボラードに気づかず接触し、転倒されケガ
を負われました。この方の知人の方もボラードの高さが低く目立たないた
め、気づかず接触される方がいらっしゃるとのことです。
現地を確認しましたが、低い擬石ボラードを設置することで景観への配慮は
されていますが、その反面では目立たないと感じました。また、夜間の暗闇
の中では、なおさら気づかない方がいらっしゃると思います。
この件で、安佐南区役所維持管理課に相談をしたところ、「この擬石ボラード
は、安川緑道3.1キロメートルに設置されており、今回接触された場所だけ
の個別的な対応は難しいが、安川緑道が完成して26年が経過しており、全体
的な見直しを検討する必要はある」との回答をいただきました。
ご相談の件については、すぐに安全対策を講ずることはできませんでしたが、
安佐南区役所によって全体的な見直しが行われるまでは、歩行者の方々には
気を付けて歩いていただきたいと思います。
2024/04/11