広島豪雨災害雨水渠整備事業
おはようございます。海徳ひろしです。
昨日は、広島市都市下水道局・安佐南区地域整備課の案内で「八木
・緑井地区雨水渠築造工事」の視察を行いました。
整備事業の場所の緑井8丁目18番地付近に行くと大きな建屋が目に入り
ます。
八木・緑井地区雨水渠築造工事について、下水道局から説明を受けました。
この工事は、山側の河川に流れ込んだ雨水の一部を取込み、放流先の河川
などがあふれないよう安全に流すための雨水渠工事の一部です。
建屋の中に深さ約20メートルの「特殊マンホールR2(立坑)」が完成して
おり、深さ約10mの位置に作業用のステージを組んでいます。
推進機を立坑にセットしている状況です。
推進工法は、推進管の先端に推進機を取付け、推進管を押し込んで地盤を
掘削し、下水管を築造する工法です。
一部新聞報道では、雨水渠工事が地中の掘削作業の難航によりずれ込むと
あり、私もその事情を改めて確認しました。
自然相手の高度な工事であり、想定し得ぬ硬い地質で厳しい現場状況下で
すが、一日も早く災害に強いまちの実現に向けて、細心の注意を図りなが
ら進めていただきたいと思います。
私も被災地の住民の一人として、また、市議会議員として、しっかり復興
事業を後押ししていきます。
2020/08/20