原爆の日
今日、広島は、原爆投下から75年となる「原爆の日」を迎えました。
朝7時の原爆ドームです。
午前8時から、平和記念公園で「広島市原爆死没者慰霊式・平和祈念式」
が営まれました。
新型コロナウイルス感染予防のため参列者数は例年の1割に満たない
約800人です。
◆平和宣言
松井一實市長は平和宣言で「日本政府には、核保有国と非核保有国
の橋渡し役をしっかりと果たすためにも、核兵器禁止条約への署名
・批准を求める被爆者の思いを誠実に受け止めて同条約の締結国に
なり、唯一の戦争被爆国として、世界中の人々が被爆地ヒロシマの
心に共感し「連帯」するよう訴えていただきたい。また、平均年齢
が83歳を超えた被爆者を始め、心身に悪影響を及ぼす放射線により
生活面で様々な苦しみを抱える多くの人々の苦悩に寄り添い、その
支援策を充実するとともに、「黒い雨降雨地域」の拡大に向けた政
治判断を、改めて強く求めます」と述べられました。
平和記念公園の原爆慰霊碑です。
被爆者の平均年齢が80歳を超えている現状を踏まえると、未来に
向けて被爆者の思いや言葉を伝え、広めるには若い世代の力が必
要です。
これからも「核兵器のなき世界」「平和な世界」を目指して活動を
すすめていきます。
2020/08/06