東日本大震災復興関連施設視察 2日目

松

おはようございます。海徳ひろしです。
昨日は最初に、東日本大震災津波伝承館(愛称:「いわてTSUNAMI
メモリアル」)を視察しました。岩手県が直接運営する公の施設で、
館長は岩手県知事が務めています。

◆東日本大震災津波伝承館

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施設概要
施設の設置場所:岩手県陸前高田市気仙町字土手影180番地
         (高田松原津波復興祈念公園内)
延床面積:7,079㎡
展示面積 :1,155㎡
構造・規模:鉄筋コンクリート造2階建
開館:令和元年(2019年)9月22日

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展示テーマ『命を守り、海と大地と共に生きる』
~二度と東日本大震災津波の悲しみを繰り返さないために~

ゾーン1 「歴史をひもとく」

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ゾーン2 「事実を知る」

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ゾーン3 「教訓を学ぶ」

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ゾーン4「復興を共に進める」

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館内の展示を解説する解説員が10名在籍しており、事前に予約
(無料)すれば、解説員に館内を案内していただきながら、震災
についての学びを深めることができます。また、英語と中国語に
対応できる解説員も在籍され、国外からの来館者に常時対応でき
る体制が取られていました。本日は、60分コースを事前予約し、
解説員に案内していただきました。

◆東日本大震災遺構・伝承館

次に、気仙沼市 東日本大震災遺構・伝承館を視察しました。
気仙沼市が設置した公の施設で、平成30年度の開館から5年程度は、
市直営と指定管理者の業務を分割した業務分割方式で運営されてい
ます。

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施設概要
施設の設置場所:宮城県気仙沼市波路上瀬向9番地1
敷地面積 :25,083.35㎡
延床面積 :11,119.83㎡
構造・規模:鉄筋コンクリート造4階建と鉄骨造平屋建を併設
開館:平成31年(2019年)3月10日

1.震災伝承館
震災を追体験することで、訪れた人々の防災意識の向上が図ら
れています。

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2.震災遺構〈気仙沼向洋高校旧校舎〉

震災遺構となった気仙沼向洋高校へと足を踏み入れると、津波
の凄惨な爪痕が数々残されていました。

旧南校舎
●1階「破壊された校舎」

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●3階「津波で流されてきた車」

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●4階「津波到達地点」

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●屋上「避難の行方」

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再び伝承館へ戻り、救助活動や避難所生活の写真コーナー、被災
者の想いや命の大切さを伝える映像などを鑑賞しました。

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昨日の視察で、東日本大震災の事実と教訓を知ることができました。
また、震災伝承施設では、語り部等による伝承活動だけではなく、
凄惨な震災遺構が多く残され、もの言わぬ語り部として教訓を伝え
ていました。
今日はこれから、名取市震災復興伝承館の視察です。

2021/07/29

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