経済観光環境委員会視察
おはようございます。海徳ひろしです。
昨日は、経済観光環境委員会の所管施設の視察に参加しました。
◆広島市中央卸売市場中央市場
中央卸売市場は、私達の食生活には欠かせない生鮮食料品(野
菜、果実、魚介類、食肉)や生活に潤いを与える花を、国内外か
ら安定的に集荷し、公正な取引により適正な価格で販売して、市
民(消費者)のもとに安定して供給することを目的としています。
施設の概要
•所 在 地 : 広島市西区草津港一丁目8番1号
•業務開始 : 昭和24年10月10日(現市場移転は昭和56年10月12日)
•取扱品目 : 青果、水産物、花き
•敷地面積 : 242,291平方メートル
•駐 車 場 : 約2,900台収容可能
•卸 売 場 : 28,540平方メートル
•仲卸売場 : 22,771平方メートル
•関連店舗 : 14,175平方メートル
•管理施設 : 4,970平方メートル
中央市場では、青果部、水産物部、花き部があります。
◆花き部
「花き]とは観賞用になるような美しい花をつける植物の総称です。
令和元年度取扱高
花き(千本)
切花枝物:62,801本、4,009,025千円
鉢物植木:11,094本、1,965,661千円
その他 : 332本、 80,663千円
◆青果部
「青果」とは、野菜と果物のことです。
現在は、広印広島青果株式会社の1社が卸しています。
今が旬のスイカです。
令和元年度取扱高
青果部
野菜:90,118トン、19,820,202千円
果実:28,461トン、12,780,858千円
◆水産部
水産部の取引は午前4時から始まっており、視察のときには、
すでに終わっています。
令和元年度取扱高
水産物
鮮魚貝類:14,611トン、14,494,554千円
冷凍魚: 2,190トン、2,021,656千円
塩干加工: 4,813トン、6,677,355千円
広島市中央卸売市場の整備に当たっては、現地建替えであることか
ら、まず、平面駐車場を集約して立体駐車場を整備し、その後、各
エリアの卸売場棟 3棟(青果・水産・花き)及び関連棟 1 棟につ
いて、それぞれの機能を確保しつつ、順次、建物を整備します。
今後、設計段階で場内関係事業者と調整を行いながら、各棟の整備
順序を具体化します。
「広島市新中央市場の建設に係る事業者選定支援業務」については、
公募型プロポーザルで参加者を募ったところ、株式会社山下PMCさん
が選定されました。
◆環境局安佐南工場
【焼却施設】
処理するごみ:可燃ごみ
・敷地面積 約37,888平方メートル
(焼却施設+破砕施設)
・建築面積 約8,086平方メートル
・延床面積 約20,306平方メートル
・炉の形式 連続運転式ストーカ炉
・焼却能力 200t/日 × 2炉
・竣工 平成25年3月
工場長から、今年1月の安佐南工場で発生した火災の状況について、説明
を受けました。
●概況
令和3年1月7日11時50分頃に安佐南工場のごみピットで火災が発生し、
直ちに同工場による初期消火活動を行い、その後、消防による24時間
体制での消火活動を継続し、火災発生から16日目の1月22日12時に鎮火
しました。
●発生原因
安佐南消防署において調査中です。
●火災の発生したピット
火災により広島市安佐南区の「安佐南工場」で可燃ごみの焼却が長期間
止まった問題で、広島市は、ごみをためるピット内に混入したライター
やリチウムイオン電池などの発火源がクレーン作業の衝撃を受けて出火
した可能性が高いとの見方を明らかにしています。
◆発火する可能性のあるごみに注意してください!
リチウムイオン電池などの小型受電池は、強い衝撃が加わったり変形
したりすると、発熱、発煙、発火するなど大変危険です。
(私の7月20日のブログをご覧ください)
正しく分別していただき、可燃ごみを絶対に入れないでください。
このたびの経済観光環境委員会の所管施設視察では、関係者の皆様に
大変お世話になりました。
今後も経済観光環境委員会では、広島市における経済観光と環境問題
に取り組んでまいります。
2021/07/27