鹿児島市視察
おはようございます。海徳ひろしです。
鹿児島市役所、鹿児島私立病院を視察しました。
鹿児島市役所です。
正面には、2018年大河ドラマ「西郷どん」放送決定!明治維新150年の看板です。
鹿児島市観光交流局から「鹿児島市の観光未来戦略」について説明を受けました。
◆鹿児島市の紹介
人口約60万人、面積約547k㎡、鹿児島の県都中核都市
政治・経済・文化などの都市機能が集積した「南九州一の都市」
◆鹿児島市入込観光客数
平成27年・約950万人、宿泊観光客数約341万人、外国人観光客数約19万人
広島市入込観光客数
平成27年・約1199万人、宿泊観光客数約482万人、外国人観光客数約102万人
◆第3期観光未来戦略の基本的な方向性
鹿児島市電では、ヒートアイランド現象の緩和や都市景観の向上を図るため、
市電の軌道敷に芝生などの緑化を行っています。
鹿児島市の経済成長のエンジンとなる稼ぐ観光の実現
稼ぐ観光の実現のために、観光客数×消費単価=観光消費額
①稼ぐ力の強化プロジェクト
②インバウンド対応の強化プロジェクト
③小粋連携の強化プロジェクト
鹿児島市と広島市の外国人観光客数を比較すると、鹿児島市約19万人に対して、
広島市は、約5倍の約102万人です。広島市の観光戦略では、この優位性を活かす
ことが必要だと考えます。
平成27年完成の鹿児島市議事堂です。
続いて、鹿児島市民病院の視察です。
鹿児島市民病院は、平成27年5月に完成しました。
「許可病床数」
総数574床
「敷地及び建物」
敷地面積:44,632㎡
延べ面積:52,606㎡
建物階数:地上8階、塔屋1階
建物高さ:41m
構造(病院本棟):鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造(免震構造)
駐車場台数:650台
◆救急医療の充実(救命緊急センター・基幹災害拠点病院)
・緊急搬入口
◆鹿児島市ドクターカーの運用
ドクターカーは、鹿児島市消防局が実施主体となり、センター方式により、
基地病院である市立病院内に救急隊待機場所を設置し、平成26年10月から
運用を開始しました。
◆鹿児島県ドクターヘリの運航
屋上ヘリポートを設置して、機動性に優れた救急医療を実現しました。
・ドクターヘリ
救急専用の医療機器を装備し、救急医療の専門医(フライトドクター)
と看護師(フライトナース)が搭乗する救急ヘリコプターです。ドクタ
ーヘリは消防機関等からの出動要請に基づき、救急現場に向かいます。
建物9階にあたる場所が塔屋で、その上が屋上ヘリポートです。
視察中に患者がドクターヘリで搬送中の連絡が入り、患者を迎い入れるために
ストレッチャーが運び込まれました。
モニターで屋上にヘリが到着するのを確認します。
患者さんが運びこまれた後、ヘリポートの視察です。
屋上へ上がる階段です。
屋上ヘリポートに駐機中のドクターヘリです。
広島市では、現在の安佐市民病院敷地内に一部機能を残したうえで、荒下県営
住宅跡地に2022年春に病院が開業する予定です。
鹿児島市民病院を視察で学んだことを安佐市民病院に活かしたいと思います。
鹿児島市役所、鹿児島市民病院の関係各位には、大変にお世話になりました。
2017/03/25