災害に強いまちづくり
こんばんは。海徳ひろしです。
気象庁発表によると、8月25日の安佐北区三入の降水量は58mm/日、
広島は50mm/日でした。
台風による降雨は、事前に予測する事が比較的容易と思いますが、
局所的な地点ごとの降雨量予測は困難と思われます。
気象庁のデータでは、1日の降雨量が100mmを超える日が
三入では1.6日/年、広島では1.1日/年となっています。
以前のブログでも紹介しましたが、
八木用水路は農業用水を確保するために
太田川の水をポンプアップして水量を確保しています。
水路壁面に苔が生えている線より下が、
ポンプアップによる普段の八木用水路の水深です。
泥水が流れている写真は、8月25日の八木用水路の状況です。
50mm程度の降雨で八木用水路の水深はかなり深くなり、
100mmの降雨時には更に水量が増しますので、
道路を冠水させてしまう可能性は十分にあります。
ゴミを堆積させることは、大雨の時に用水路から泥水があふれ出る事へ繋がると思います。
災害に強いまちづくりは、できる範囲で身近な水路掃除などでも実現できます。
マップ作りだけでなく、実際に環境を保全する事も自主防災です。
綺麗で自然と調和のとれた地区は、災害に強いまちなのかもしれません。
2015/08/29