東京都復興記念館
おはようございます。海徳ひろしです。
3月8日の予算特別委員会で「広島豪雨災害被災地の復興まちづくりについて」
質問をしました。(私の3月9日ブログをご覧ください)
◆海徳質問
広島豪雨災害では、77名もの尊い命が奪われるとともに、住み慣れた家屋が
流出するなど、甚大な被害に見舞われました。この甚大な被害の状況を伝えて
いくためには、それに相応しい規模の施設が必要ではないかと考えています。
そこでお尋ねします。来年度実施する教訓伝承・交流拠点施設の検討は、どの
ように進めようとしているのか、その予算と検討内容を教えてください。
◆都市整備局答弁
教訓伝承・交流拠点施設は、市民一人ひとりが災害の教訓を忘れることなく、常
に防災減災に対する意識や知識を高めていくための施設として、また、被災者や
多くの来訪者の方々が交流を深める拠点として、重要な役割を担うものと考えて
います。来年度予算には、この教訓伝承・交流拠点施設を検討する経費として、
104万8千円を計上しています。その内容は、地域主体で行う防災訓練・防災教室、
災害に関する資料の展示や保管、災害の語り部の育成や活動など拠点施設の活用
方策や施設に必要な機能や規模、設置場所などについて、地域の皆様とワークシ
ョップ形式により対話を重ねながら、検討を行うこととしています。
そんな中、昨日は、「東京都復興記念館」を視察しました。
場所は、東京都横網町公園(墨田区横網町2丁目3番25号)内です。
◆東京都復興記念館
関東大震災の参事を長く後世に伝え、また焦土を復興させた当時の大事業を記念
するため、昭和6年に建設されました。
●入館料 無料
(午前9時から午後4時30分)
●休館日 月曜日及び年末年始
館内には震災及び戦災の記念遺品、当時の状況を伝える絵画、写真、図表などが
展示されています。
映像ライブラリーでは、当時の貴重な映像を見ることができます。
被災者の日用品・光学機器です。
記念館の運営は、公益財団法人 東京都慰霊協会がされており、
多い日は、400人以上が来館されるそうです。
広島豪雨災害被災地の拠点施設は、広島市民に留まらず、全国から訪問される復興
まちづくりの手本となるような施設になることを期待しています。地域としても、
災害に強い住みやすいまちを目指して、全力を尽くしていきたいと思います。
2018/03/30