予算特別委員会・建設関係①
おはようございます。海徳ひろしです。
昨日は、予算特別委員会審査の建設関係でした。
私は、トップバッターで「広島豪雨災害被災地の復興まちづくりについて」
と「JR下祇園駅の自由通路等整備について」を質問しました。
「広島豪雨災害被災地の復興まちづくりについて」
◆海徳質問
先月18日には、松井市長に被災地の視察をしていただき、都市計画道路
長束八木線の道路新設工事が着々と進んでいる状況を確認していただい
たところです。
この他にも、ご覧のように国土交通省が今回の災害に対する緊急事業として
進めてきた24渓流25基の砂防堰堤工事も完了するなど、防災・減災のための
ハード整備は着々と進んでいます。しかし、それだけでは十分とは言えません。
行政のハード対策と、それを生かした住民によるソフト対策の両方が上手く連
携することで効果がより高まると思います。
広島豪雨災害では、77名もの尊い命が奪われるとともに、住み慣れた家屋が
流出するなど、甚大な被害に見舞われました。この甚大な被害の状況を伝えて
いくためには、それに相応しい規模の施設が必要ではないかと考えています。
そこでお尋ねします。来年度実施する教訓伝承・交流拠点施設の検討は、どの
ように進めようとしているのか、その予算と検討内容を教えてください。
◆都市整備局答弁
教訓伝承・交流拠点施設は、市民一人ひとりが災害の教訓を忘れることなく、常
に防災減災に対する意識や知識を高めていくための施設として、また、被災者や
多くの来訪者の方々が交流を深める拠点として、重要な役割を担うものと考えて
います。来年度予算には、この教訓伝承・交流拠点施設を検討する経費として、
104万8千円を計上しています。その内容は、地域主体で行う防災訓練・防災教室、
災害に関する資料の展示や保管、災害の語り部の育成や活動など拠点施設の活用
方策や施設に必要な機能や規模、設置場所などについて、地域の皆様とワークショ
ップ形式により対話を重ねながら、検討を行うこととしています。
◆海徳要望
この拠点施設は、広島市民に留まらず、全国から訪問される復興まちづくりの手本
となるような施設になることを期待しています。地域としても、災害に強い住みや
すいまちを目指して、全力を尽くしていきたいと思いますので、行政においても引き
続き、復興まちづくりを着実に進めていただくよう要望します。
明日のブログは、「JR下祇園駅の自由通路等整備について」です。
2018/03/09