都市計画道路 川の内線の現地視察②
昨日に引き続き、都市計画道路川の内線の工事の進捗状況を視察
により確認しました。
川の内線は、JR可部線及び県道八木緑井線を高架でまたぎ、山裾
に整備中の長束八木線と国道54号を接続させることにより、被災
地の安全性や利便性が大きく向上するとともに、幹線道路ネット
ワークの強化が期待される重要な道路です。
県道八木緑井線と国道54号の間では、高架橋を支える橋台と橋脚
の工事が進められています。
工事に当たっては、大型重機等を用いての作業となるため、本年1月
末より、県道八木緑井線から国道54号への進入を終日通行止めと
し、安全に万全を期して進められています。
橋台を構築するためには、地盤を掘り下げ工事用の進入路を設置する
必要があります。これに伴い、現地盤を改良し土砂崩壊対策を行って
います。
現場にプラントを設けることで、セメント系の土壌改良材を安定供給
できます。
こうした計器類により、徹底した品質管理が行われています。
国道54号側の橋台は、一級河川古川の河川区域内に設けられます。
このため、非出水期に工事を完了する必要があり、厳しい工程管理
が行われています。
古川に目を向けると、河川敷には陽光桜が咲き誇っていました。
春はもうすぐそこです。
三寒四温真っ只中ですが、この下部工事は、厳しい酷暑期まで続きます。
工事に従事される皆様、お体の具合を崩さないようにお気を付けください。
2022/03/24