予算特別委員会・建設関係②
昨日の予算特別委員会・建設関係の続きです。
「ゾーン30プラスの取組」
これまで、国土交通省道路局では、防護柵等の設置や速度抑
制・通過交通の進入抑制のため、路面に凸状の部分を設ける
ハンプや、ポストコーンなどにより道幅を一部狭くする狭さ
くといった物理的デバイスの設置等を、警察庁交通局ではゾ
ーン30 の整備による低速度規制等を、生活道路の面的な交
通安全対策として、それぞれ進めてきたところであります。
今後は、道路管理者と警察が、検討段階から緊密に連携しな
がら、最高速度30km/h の区域規制と物理的デバイスとの適
切な組合せにより生活道路における人優先の安全・安心な通
行空間の整備に取り組んでくこととされています。
◆海徳質問
これまで全国で実施されてきたゾーン30の整備効果はどうだ
ったのでしょうか。
また広島市でゾーン30プラスを整備することころはあるのか
教えてください。
◆道路交通局答弁
ゾーン30プラスは、国から昨年8月に生活道路の安全対策と
して示された取組であり、全国で整備事例は出てきています
が、国からは具体的な取組状況の把握はできていないと聞い
ています。
本市のゾーン30プラスについては、既にゾーン30に設定され、
現在、地元と生活道路の安全対策について協議・調整を行って
いる東区の福田地区、二葉の里地区の2地区での取組を予定し
ており、今後、対策内容について地域住民との合意形成が図
れれば、ゾーン30プラスとして整備していくこととしています。
◆海徳要望
松井市長におかれましては、強いリーダーシップで、ドライバー
のマナー向上も含め総合的な交通安全対策に取り組んでいただく
ことを要望します。
次の質問は、3月4日に経済観光環境局関係で行います。
2022/03/04