梅林学区復興まちづくり協議会は、安佐南区復興工務係から、都市
計画道路・川の内線の工事進行状況について説明を受けました。

令和6年度から都市計画道路・川の内線の鋼製の橋げたの架設作業
が始まりましたが、5月31日の深夜から翌朝にかけて、JR可部線と
国道54号との間の区間の橋げたを架設するための大型クレーン車を、
七軒屋橋のたもとに設置する作業が行われました。
今回使用するのは400ｔ吊りの大型クレーン車ですが、大き過ぎて
そのままでは道路を走れないため、現地には分解された状態で運び
込みこまれます。このため、まずは大型クレーン車を組み立てるた
めの別のクレーン車を2台、現地に設置しました。

◆組立用のクレーン車

その後、400ｔ吊りの大型クレーン車と、分解された部品を積んだ
トレーラーが現地に到着しました。
 

◆現地に到着した大型クレーン車

◆部品を積んだトレーラーも到着

熟練の作業員の方々によって、2台のクレーン車を使って迅速かつ
着実に組み立てが進んでいきます。また、現場ではたくさんの交通
誘導員の方々が警備に携わっておられ、作業の安全を支えています。
 

◆組立の様子

明けて6月1日の午前4時頃、無事にクレーン車の設置が完了しまし
た。

◆設置が完了した400ｔ吊りクレーン車

今週からは、このクレーン車を使用して橋けたの設置作業が6月中旬
まで行われる予定となっています。都市計画道路・川の内線の高架部
は令和6年度末の完成に向けて、着実に進んでいます。
目標の完成、そして開通が無事叶うよう、今後も事業の推進に微力な
がら協力、支援をさせていただきたいと思います。

2024/06/04