安全・安心まちづくり対策特別委員会
おはようございます。海徳ひろしです。
昨日は、安全・安心まちづくり対策特別委員会に出席しました。
場所は、議事堂4階の全員協議会室です。
議題は、『豪雨災害被災地の復興まちづくりについて』です。
復興まちづくりビジョンの取組について都市整備局、下水道局
から説明がありました。
◆目的
平成26年8月20日の豪雨災害で被災した地域の早期復興と将来を見定めた
安全・安心なまちづくりの実現に向けた実施方針を示す「復興まちづくり
ビジョン(平成27年3月25日策定)に基づき、国及び県と連携しながら、
防災・減災のための施設整備を推進するとともに、地域の復興まちづくり
活動への支援等を関係部局と一体となって取り組みます。
地域の復興まちづくり活動への支援について質問をしました。
◆海徳質問
一昨年、8月20日の広島土砂災害から来月で1年半を迎えます。「砂防堰堤」や
「避難路」など復興事業の骨格となる施設は計画が示され、被災地では整備にも
順次着手され、ハード面の復興が進んでいます。
またソフト面では、地域の復興まちづくりの支援として、昨年10月から安佐南区
の梅林学区社会福祉協議会に対し、コンサルトを派遣して、現地調査を2回、
調査報告会が1回開催されました。明日開催される勉強会を含めて、あと3回
の勉強会の後、4月以降「まちづくり協議会」の設立が検討されています。
この「まちづくり協議会」は地域と一体となった復興まちづくりに大切な組織だと思います。
今後、広島市として一層の支援が必要と思いますが、どのように取り組んでいくのか教えてください。
◆答弁(都市整備局都市整備調整課復興まちづくり担当 佐々木尚行課長)
まちづくり活動への支援ですが、現在、梅林学区社会福祉協議会に対してコンサルタントを派遣し、
同協議会が行っている「現地確認調査」や「調査報告会」にコンサルタントとともに本市職員も参加し、
これらの取組の運営をサポートしているところです。
今後は、予定されている勉強会へ参画することはもとより、地域の復興まちづくりプランの作成に
当たっては、地元の皆様と十分に協議ができる場を持ちます。
また、市に対する要望等を整理する必要がありますが、更地の公共利用や生活基盤施設の改善など、
市として取組むべき課題については、しっかりと向き合い全力で支援してまいります。
このように、地域と市が一体となって、災害に強く、安全・安心に暮らせるまちの実現に向け、
復興まちづくりを着実に進めてまいります。
2016/01/30