都市計画道路長束八木線の都市計画変更
都市計画道路の計画変更について、関係土地所有者の法人の理事とし
て、広島市から説明を受けました。
対象は、都市計画道路長束八木線の終点部となる別所団地の約170m
の区間です。
◆八木六丁目交差点の中八木横断歩道橋から長束八木線を望む
この区間は、昭和43年(1968年)の都市計画決定後に実施された
土地区画整理事業により、幅員16mの道路が整備されており、都市
計画とは相違する道路線形で現在に至っています。
このたび、復興まちづくりビジョンに基づき広域避難路として事業化
した区間や別所団地内の整備済区間との整合を図るため、本日開催さ
れた都市計画審議会で変更案が審議されました。
変更案は、整備済の道路線形に見直すとともに、八木六丁目交差点流
出部において、将来的に長束八木線が開通した場合に国道54号との交
差点容量が不足することから、付加車線(国道54号への左折車線)を
設ける計画であり、一部用地取得が必要となります。
昨日、都市計画審議会でこの変更案が可決され、今後の手続きとして
は、都市計画変更が決定した旨が告示される運びとなります。
交差点部の事業化については、現在復興事業として整備を進めている八木
・緑井地区の区間や緑井地区の未着手区間が完了した後に検討されること
と思います。
長束八木線の整備により、緑井地区と可部地区の連携強化、地域の安全性
や利便性の向上が図られ、地域のまちづくりが促進されることを待ち望ん
でいます。
2023/01/27