大都市税財政・地方創生対策特別委員会行政視察1日目
おはようございます。海徳ひろしです。
昨日から、大都市税財政・地方創生対策特別委員会行政視察です。
広島駅から新幹線で東京へ出発しました。
青く晴れ渡った空に真っ白な富士山が美しい姿です。
最初に財務省を訪問しました。
財務省4階の国際会議室で研修を受けました。
可部総括審議官をはじめとする財務省の方々です。
①調査項目の概要
税財政について
真の分権型社会の実現に向け、国と地方の役割分担を抜本的に見直した上で、
新たな役割分担に応じた税の配分となるよう、消費税・所得税・法人税など
複数の基幹税からの税源移譲により税源配分の是正を行うなど、地方税財源
を拡充強化する必要がある。また、増大する財政需要に対応し、自主的かつ
安定的な財政運営を行うためには、国の歳出削減を目的とした安易な地方交
付税の削減等を行うことなく、必要な地方財源の総額を確保するとともに、
都市税源の拡充強化を図ること等により、大都市の実態に即応した税財政制
度を確立することが重要である。
こうした課題に対応していくため、財務省を訪問し、下記事項について担当
者から国の現状及び考え方の説明を受けた。
⑴ 真の分権型社会の実現のための国・地方間の税源配分の是正
⑵ 大都市特有の財政需要に対応した都市税源の拡充強化
⑶ 事務配分の特例に対応した大都市特例税制の創設
⑷ 国庫補助負担金の改革
⑸ 国直轄事業負担金の廃止
⑹ 地方交付税の必要額の確保と臨時財政対策債の廃止
次は、内閣官房・内閣府です。
内閣官房 まち・ひと・しごと創生本部事務局、内閣府 地方創生推進事務局、
頼審議官から研修を受けました。
①調査項目の概要
地方創生について
国は、将来にわたり活力ある社会を維持し、人口減少に歯止めをかけ、それぞれ
の地域で住みよい環境を確保していくためには、地方創生の推進が不可欠であり、
このためには持続性のある取組を息長く続けていく必要があり、早急に官民を挙
げて、地方創生に取り組んでいかなければいけないとしている。
現在、国が新たな施策を実施することにより地方創生の取組を深化・加速化する中、
国と地方自治体は各々の役割を自覚し、相互に連携を図りながら、実効性のある施
策を着実に実行しなければならない。地方においては、各自治体が策定した地方版
総合戦略等に基づき、地方の創意工夫をいかした施策を進める必要があり、地方創
生に係る事業を円滑に実施するためには、国から地域の実情に応じた事業への支援
と十分な財源の確保が継続的に行われなければならない。
地方は、地方創生を深化させ、地域の特色をいかした自主性、独自性のある地方創生
に取り組む必要があることから、内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局を訪問
し、下記事項について担当者から国の現状及び考え方の説明を受けた。
⑴ 現状(これまでの地方創生の主な改訂、財政支援等の状況)
⑵ 東京一極集中の是正
⑶ 生涯活躍のまち(地方版CCRC)
⑷ 小さな拠点・地域運営組織の形成
⑸ 参考となる先進的取組
⑹ 今後の地方創生の方向性
今日の視察が終わると、外はすでに夕闇でした。
今日はこれから、YKK株式会社を視察し「YKK株式会社における地方創生の取組について」
調査します。
引き続き、実のある視察にしたいと思います。
2018/02/01