ふたつの地域の復興
おはようございます。海徳ひろしです。
昨日は、復興交流館モンドラゴン主催の講習会に参加しました。
タイトルは「ふたつの地域の復興と住民の取組から」で、会場は、
佐東公民館です。
◆プログラム
今日の講習会では、広島豪雨災害被災地と伊豆大島土砂災害被災地の
復興について学びました。
①広島土砂災害および復興交流館の今
松井 慶氏(復興交流館モンドラゴン事務局長)
②伊豆大島土砂災害後の復興計画の概要
川嶌 守氏(元大島町役場特別参事)
③土砂災害後の被災者の転居プロセスについて
筒井健介氏(東京大学)
④土砂災害の経験、復興に向けての思い
清水勝子(ホテル椿園)
私は、2016年1月に安全・安心特別委員会の行政視察で伊豆大島を訪れ、
被災地の復興について視察をしました。
◆大島町役場
◆大島町議会から復興の推進について説明
大島町では、災害からの復興は緊急かつ最大の課題であり、被災者の生活再建という
早期に対応すべき課題から、新しいまちづくりという長期的な課題に対応するため、
協働と連携による島の地域力と安全・安心なまちの再生を目指すことを基本理念に、
10年間を計画期間とする大島町復興計画を平成26年9月に策定されました。
復興計画では、「被災者生活再建支援」、「地域基盤・インフラの復旧」、「産業・
観光復興支援」、「防災まちづくりの強化」を四つの復興の柱とし、前期、中期、後
期の3段階ごとに目標を設定し、災害から立ち上がり、目指すべき島の姿の実現に向け
た取組を行っていくこととしています。また、復興計画を着実にまた迅速に実施してい
くため、町民代表や関係機関、行政等で構成する大島町復興計画推進委員会を設置する
とともに、土地利用を検討する元町地区復興まちづくり土地利用検討部会を立ち上げ、
方針・計画等を検討されています。
その時の視察は、広島豪雨災害被災地の復興を進める上で大いに参考
になりました。大島町役場、大島町議会の皆さまには大変お世話にな
りました。
改めて被災地の復興には時間がかかることを認識しましたが、住民が
一丸となって復興に取り組んでまいります。
2018/02/24