広島市消防航空隊①
こんばんは。海徳ひろしです。
今日は、広島市消防航空隊に協力を頂いて、ヘリコプターによる上空から
の広島豪雨土砂災害被災地の復興状況とサッカースタジアム移転問題の
視察調査をしました。
今回搭乗した、広島市消防ヘリコプターの『ひろしま』は、フランスの
ユーロコプター社製です。
『ひろしま』の仕様
全重量:4,300㎏
座席数:13座席
最大速度:324㎞/h
最大航続距離:約850㎞
『ひろしま』では、密閉式ヘッドホンを着用します。 ヘリコプターの
プロペラの回る音が大きくて、管制との通信や、機内に乗っている他
の人と会話が出来ないからです。
ヘリコプターの操縦席です。
ゆっくりと離陸しました。
離陸後は高度を上げて200㎞/hで飛行しました。
◆安佐市民病院移転先とJR可部線終点駅の『あき亀山駅』
広島豪雨土砂災害の被災地を上空から視察調査しました。
◆可部東、1130・1131渓流砂防堰堤
◆八木町、1010渓流砂防堰堤
完成が11月頃まで延期された砂防堰堤です。
◆八木6丁目、1008・1009・28渓流砂防堰堤
◆八木4丁目、1007・307渓流砂防堰堤
◆緑井8丁目299・297渓流砂防堰堤
◆緑井7丁目294渓流砂防堰堤
標高584mの阿武山です。山頂付近から土砂が流れています。
広島豪雨土砂災害被災地の砂防堰堤工事が、順調に進んでいること
が確認できました。問題点は、1003渓流(植林川支川)の用地買収
が難航しており、未だに工事に着手できないことです。民地境界の
問題なので、国土交通省が関与し辛い状況です。
本体が完成した砂防堰堤は、流路工の整備に入ります。また、避難路
としての長束八木腺の用地買収も始まり、ハード面での復興は目に見
える形で進んでいます。
このブログは、サッカースタジアム移転問題の視察調査へ続きます。
2016/08/17