おはようございます。海徳ひろしです。
昨日は、大都市税財政・地方創生対策特別委員会行政視察3日目でした。

白山市役所を訪れました。

白山市の概要
・人口：112,924人　・面積：754.93㎢　・世帯数：42,676世帯
・議員数：21人
（平成29年4月1日現在）

白山市議会・小川議長の挨拶です。

「ごっちゃプロジェクトについて」
社会福祉法人佛子園・速水健二代表から説明を受けました。

政府は、地方創生の観点から、中高年齢者が希望に応じて地方や「まちなか」に
移り住み、地域の住民（多世代）と交流しながら、健康でアクティブな生活を送
り、必要に応じて医療・介護を受けることのできる地域づくりとして、「生涯活
躍のまち（日本版CCRC）」構想を推進している。
CCRCとは、「Continuing Care Retirement Community」（継続的なケアを提
供する高齢者向けコミュニティ）の略で、米国で発祥し、高齢者が自立して生活で
きるうちに入居して、社会活動に参加し、介護が必要になった場合も医療を受けな
がら暮らし続ける仕組みのことである。
白山市は、「生涯活躍のまち」の取組として、「多世代参加による生涯健康・活躍
を目指す『ごっちゃプロジェクト』」を進めている。白山市、社会福祉法人佛子園、
学校法人金城学園金城大学の3者が相互に連携・協力し、社会福祉法人佛子園本部
の拠点となっている白山市の一部地区を対象に、タウン型・大学連携型ccrcの実現
を目指している。希薄になりつつある地域や世代間の関係性を解消し、安心・安全
で文化的な生活をし、生涯住み続けたいと思うまちづくりを進めるため、社会福祉
法人佛子園の多機能施設を中核に、高齢者・子供・障害者・学生などがごちゃまぜ」
で暮らせる地域・多世代交流等を支援する取組によるまちづくりに取り組んでいる。

白山市役所で説明を受けた後、社会福祉法人佛子園の発祥の地
「行善寺」を視察しました。

行善寺を中心に「ごちゃまぜのまちづくり」です。

◆行善寺やぶそば

まちに行先表示があります。

◆ゴッチャ！ウェルネス

◆883（パパさんカフェ）

◆住民自治室

速水代表と私です。

高齢者・子供・障害者・学生などが「ごちゃまぜ」で暮らせるまちづくりは、
広島豪雨災害被災地のまちづくりに参考になりました。

金沢駅からサンダーバードで広島へ向かって出発です。

昨日で、2泊3日の大都市税財政・地方創生対策特別委員会行政視察は終わり
ましたが、実りの多い行政視察でした。

2018/02/03