モリアオガエル
こんにちは。海徳ひろしです。
今日の中國新聞に広島市立緑井小学校のビオトープ(生物が自然
な状態で生息している空間)が紹介されました。
◆緑井小学校・ビオトープ
このビオトープは、公益財団法人都市緑化機構からの助成基金で、
2019年3月に完成しました。
モリアオガエルが産卵できるように整備して3年目で、初めて卵を
産みつけました。
モリアオガエルは日本の固有種で森の奥地に生息しており、木の上に
卵を産卵するなど珍しい繁殖方法をしているカエルです。
上向井校長先生にビオトープの説明をしていただきました。
マメツゲの枝にぶら下がるモリアオガエルの卵塊です。卵塊の中でふ化
したオタマジャクシは、産卵から2週間ほどで池に落ちて成長します。
水に落ちたオタマジャクシは約一か月ほどで変態し陸に上がるようにな
ります。
ビオトープの観察は、特別支援学級や低学年の児童が中心になって続け
ています。
夏休み前には、成長したモリアオガエルに会えるのが楽しみです。
2021/06/04