八木学区復興まちづくりプラン①
おはようございます。海徳ひろしです。
安佐南区の八木学区では、平成26年8月20日・広島豪雨土砂災害の
被災から4年後の平成30年8月に「八木学区復興まちづくり協議会」
を設立、翌年2月に「八木学区復興まちづくりプラン」を作成、広
島市へ提出しました。
プランでは、「いつまでも住み続けられ、さらに次世代につながる
安全・安心・快適なまち」を目指すべき将来像に掲げ、住民が主体
となってまちづくりに取り組んでいます。
プランに掲げた取組のうち、行政に事業実施をお願いした施設整備
の現場を安佐南区役所地域整備課・復興工務係の案内で視察しまし
た。
◆安佐南1区107号線の拡幅(国道54号から城山北中学校を結ぶ市道)
八木学区では、プラン作成を契機に、避難所を浸水想定区域内にあ
る八木小学校から、高台の城山北中学校に変更しました。
地域に長年定着した避難所を変更するに当たっては、城山北中や教
育委員会、安佐南区役所、そして住民の合意形成から周知に至るま
で、八木学区復興まちづくり協議会・中川会長はじめ協議会が一丸
となって取り組み、短期間で実現させました。
引き続き、広島市にお願いする取組として、新たに指定避難所とな
った城山北中学校までの避難路の機能強化を図ります。現在、用地
取得に向けて事務が進められており、下期には道路と柵の隙間をな
くす転落防止対策や側溝の蓋掛けによる拡幅工事に着手される予定
です。
この安佐南1区107号線の拡幅は、地域の長年の悲願です。
八木学区では、プラン作成から2年と半年が経過しますが、地域と
行政が連携し、プランの取組の実現に向けて前進しています。
明日のブログへ続きます。
2021/06/16