8月12日からの大雨により発生した土石流を食い止めた、国の砂防
堰堤（大町5号・7号堰堤）を視察し、土砂や流木の堆積状況を確認
しました。
この2つの堰堤では、堆積土砂等の撤去作業に向けて、準備作業が
進められています。

◆大町5号砂防堰堤

堰堤背面には、流木混じりの土砂が堆積しています。

流路には、土砂や草木が留まっています。

◆大町7号砂防堰堤

この堰堤は、7年前の平成26年8月豪雨時に続いて、2度目の
捕捉です。

堰堤背面には土砂がほぼ満杯で堆積しています。

このたびの長雨により発生した土石流を受け止め、地域の安全を守
ってくれた砂防堰堤ですが、堰堤の受け止める容量は減少し、堆積
土砂の撤去完了までは、数か月かかる見通しです。
9月のスタートとともに、秋雨前線が近付いています。行政の発する
避難情報に耳を傾け、早目の避難を心掛けてください。

2021/09/03